Jedit+JSWAT plugin を使った携帯アプリのデバッグ
今やjavaの開発のスタンダードといえばEclipseで
携帯アプリでも利用するケースが増えていますが
私の場合「起動が重い+メモリー使用が多い」という
理由でたまにしか使いません。どういう時かというと
デバッグ時です。
変数の変化をデバッグするだけであればSystem.outによる出力
でも足りますが動作中に変数を代入してみたり
ブレークポイントをつけてSTEP実行して動作確認できると
格段に作業が進みます。
もっと動作が軽ければいつも使うんですが....
単体のデバッガーで軽いものではjavaのSDK標準のjdbも利用
できるのですがCUIでさすがに使いにくいです。
ネットで検索してみるとJeditというエディタにpluginで
JSWATが移植されているようです。JSWATというのはオープン
ソースのjavaデバッガーです。
jedit自体はインストーラーが1.8Mバイト程度しかありませんし
jswatプラグイン自体も47Kほどしかありません。(jswat本体より
すっと小さいです)
eclipseが何百メガバイトも容量があるのにくらべて理想的な
ツールですね。
plugin自体はjeditのplugin managerからpluginを選択すれば
自動的にインストールされました。
- メモ
DOCOMOの場合
- エミュレータの起動
%DOJA_HOME%bin\doja_g.exe -debugger -debugport 3030 -nosuspend -i アプリ名.jam
- Jswat pluginの起動
Plugin→JSwatPlugin→Show JswatSlugin
でjswatウインドウを開く
最下部のコマンド ウインドウで
attach 3030(エミュレータで指定したdebugport番号)
でデバッグができるようになります。
あとはJSWAT単体とほとんど同じ使い方ができます。
英文ですがココにjswatの
使い方があります。プラグインでもほとんど同じ使い方が
できます。
ちょっと使ってみた乾燥ですが
Eclipseのデバッガー機能と比べて
- ブレークポイントのコンディション指定などはできない
- 変数の代入がGUIからはできない。
コマンドラインから代入(jdbと同じ使い勝手ですね)
などが気になりますが使えないわけではありません。
まだ設定してないですが、Jeditからコンパイル→起動JARファイル作成
まで呼び出せるようにすればほぼEclipseでのデバッグ環境に
近いものになりそうです