R1グランプリ2010 を見た。

レッドカーペットなんかで慣れちゃってるせいか
どれも持ち時間が長く感じました。
以下雑感です。

あべこうじ
ひさしぶりにテレビで彼の芸をみました。
 よく言われる「彼のうざい話芸」ですが今回はかなり磨きが
かかってましたね。テンポとキレがありました!

ただこれが「優勝者」というとどうかなと思いましたが...
まぁフリップも道具もコスプレも使わずマイク1本で
勝負したのは彼一人でしたしそのへんも評価されたんでしょうね。

昨年雨トークの「泥の97年デビュー組」の放送で
お笑いの「谷間の世代」というのを初めて知りましたが
彼の年代は 中堅なのに ブレイクしない芸人さんが
多かったみたいです。
R1も予選敗退もいれると7回目の挑戦だったようですし
苦労人がこの優勝をきっかけに ついに 泥から抜け出して
いくんでしょうか!
なだぎ武(ザ・プラン9
2度もグランプリとってるんでもう出なくてもいいなじゃいか
と思いましたが、さすがに面白かったです。
 本人が出たいというよりR1グランプリの芸のレベルの底上げのために
実は「主催者側が頼んで出てもらってるんじゃないかな。」なんて
事を感じました。私は1本目の「警察24時」のネタが好きですね。
プライバシー保護目的で「目のところを黒線で塗りつぶしている風の
グラサン」が本当にバカバカしいです。

・「エハラマサヒロ
ネタのシメにやるダンスの身体能力が凄かった。
特に2本目のネタで「床にうつぶせになった状態で
体を波打つやつ」が目に焼きついて離れません。
しかし ダンス部が強烈で その前のネタがほとんど
印象に残らなかったです。


・「COWCOW山田與志」フリップを楽器にみたて
ラップ調で進行していくギャグで私は初見でしたが
けっこう面白かったです。
(得点は最下位でしたが...)
ちょっと「チィー」と「カィ」押しがかなりしつこ
かったですね。

・「いとうあさこ
勝戦唯一の女芸人でした。
しかし最近は「女芸人ブーム」でテレビに連日でまくってますね。
忙しくてネタなんか作ってられんでしょう。

ここで4行詩。

「最初に見たときは「ウクレレ」を弾いていた。」
「次に見たときは「キューティハニー」の格好をしていた。」
「今日は グレー?のタイツでリボンを振って踊っていた。」
「でもネタはウクレレの時代から変わらなかった。」

ネタで暴露する年齢だけは変わってますが...あさこネェさんも
もうすぐ大台ですネ.(といっても私より年下ですが...)

我人祥太
フリップを使った 自虐 ブラックな芸でした。
 放送コードぎりぎりというか 一部超えていたような...
気がしました。ライブなんかではこういう危ないネタをやる
芸人さんはいましたね。
悪乗りしてネタの対象がエスカレートしていきがちですが、
せいぜい今回の「北の飛翔物」に抑えておいたほうがいいん
じゃないでしょうか。
間違ってアンタッチャブルな存在に触れてしまうと
「北○誠」氏の例にあるように 放送でないところの発言でも
「芸能界追放」という事もある時代です。

もう書き疲れたので
川島明麒麟」「グラップラーたかし」についての感想は
省略します。