くっつけました

はずれた銀歯をてっとり早くくっつけてくれる歯医者を物色。勤務先の近くにも探すとかなりの歯医者がある。

  1. バブリーな歯医者→ 金ピカの自社ビルを持っている歯医者 高そう 余計な治療をされそう
  2. 怪しい歯医者→ 場所が一番近いのだが、HPをみると歯医者のほかにヒーリングだかの治療をおこなっている。「緑色の光線がどうたらとかオーラがどうたらとさっぱりわからない内容がかいてある。」お香でもたいていそう。
  3. 昔からやっている歯医者→ 住居の一部を診察室にした昭和のただづまい。看板も消えかけている。

ちょっと心配だが、3にした。すると出てきたのは齢70を超えていそうなじいさん。電話で予約したときにはおばさんの声がしたのだが、その時間はそのじいさんが一人きりだった。保険の手続きもじいさんがやるのでなかなか治療が始まらない。あげくにめんどうくさくなったのか、ここに名前と住所を書いてくれと、患者の俺に保険書類に記入させる。やっと治療がはじまったが、治療室は昭和というより大正かと思わせる老朽っぷりである。椅子から器具から医者からすべてがアンティックなのである。目の前には消毒用なのかアルコールランプみたいな青白い灯がともされている。ともかく椅子に座ってしまったので観念して銀歯をつけてもらった。確かに動作は遅いですが、手先が震えるような事はありませんでした。診察料も1000円もしなかったし。