春の嵐?でずぶぬれでした。

天気予報で午後から雨が降るという話だったが、すっかり忘れていた。
しょうがないので、まだ降っていない午前中に100円ショップで
おりたたたみ傘を1本買っておいた。
 予報どうり、夕方から雨が降り出した。「まぁ、かさがあるから大丈夫
だろう。」とたかを食っていたが甘かった。予想をはるかに越える降り方
で、まったく役にたたなかったのだ。

午後11時過ぎに最寄の駅に着いたが、最高調に降っていて一瞬どうしようか
迷ったが、「ままよ」とばかり歩き出した。

100mくらいして、すでに靴が浸水しだしたが今更引き返してもどうにもならないので
頑張って歩いていると、風も強いのでくつどころかズボンまでびしょぬれになってきた。
 それでも、頑張っていたがしばらくして水溜りを通りががかった車が思い切りはねて
ほとんど全身がぬれてしまった。あまりの事にたちどまっていると、同じ場所なので
また車に水をはねられた。
「死にたい」と思ったが、とにかく歩かなければと、しばらく豪雨の中を歩いていると
コンビニが見えてきたのでしばらく雨やどりをする事にした。

ものすごい雨のせいか客は他にいなかった。立ち読みでもしようにも、袖からも
水がしたたっていて、雑誌をぬらしてしまいそうなのである。
私が歩いた跡はナメクジでも歩いたように水のあとが残っていて、店内も水びたしに
なってしまっていた。
結局15分ほど店内にいたが、やみそうにないので、家までの残りの道をとぼとぼと歩いた。
玄関でぬれたズボンと靴下を脱いで、パンツ1枚になってから家にあがった。
ひさしぶりにしんどい目にあった。タクシーを使えばよかったと本当に思った。